静岡抹茶ｽｲｰﾂﾌｧｸﾄﾘｰ　「ななや」のつぶやき

今日は美味しいワインを飲みました。


この写真は、ボルドーの有名なワインを造っている。ヴュー・シャトー・セルタンです。


ここの作り手は、ベルギーから来た貴族の方です。


私達が行った時、畑を自ら管理しているティエンポワンさんが出てきてくれて案内してくれました。


長身の彼はここのオーナーです。私は、てっきり、ご本人ではなく、お付きの人が説明してくれると思っていました。


彼はとても紳士的に、挨拶をし、一通り説明したあと、ブドウ作り、ワイン作りについて熱く語ってくださいました。


自ら畑に出て、日焼けをしながら、ブドウを注意深く育て、人任せにしないとおっしゃいました。


ワイン造りの信念を感じました。



実際、有名なシャトーの多くでは、オーナーはパリに住み、他人に畑を任せて、


収穫の楽しい時だけやってきて、お城に滞在する事があるのです。


（勿論、会社がシャトーを持っている場合もあります。）


美味しいワインを飲むとき、かならず、彼を思い出します。


あのワインの味わいと、言葉がよみがえってきます。


お茶も同じ農作物です。


手間と時間をかけて、丁寧に畑を管理し、収穫の時までじっと待ちます。


一年かけて、丹念に育てたお茶。

それを、皆さんに楽しんでもらうため、夜も（少ししか）寝ないで製茶します。


そして、お店にやってきます。


あと、一ヶ月ちょっとで新茶がでます。



私は、美味しいお茶を飲むとき、みんな頑張って作っているんだな、

今年もありがとう　と思います。